宇宙人

宇宙人とは何か? と問われて、宇宙にいる人間だから地球人も宇宙人だよと答える奴は友達から嫌な顔をされるぞ。
ここでも、また一般にも宇宙人というのは、異星人、地球外生命体(人類)をさしていう。


もっとも有名な宇宙人の姿形は「グレイ(型)」とよばれるタイプだろう。肌の色は灰色。背が低く手足が細くて、頭だけが極端に発達している。真っ白な顔面には、ラグビーボールの形をした真っ黒な目、小さな鼻の穴と口。しゃれこうべのような頭をしているあれだ。

グレイは時折地球人を捕らえてUFOの中で人体実験を行ったり、家畜の目や性器を切り取ったり、血液をすべて抜いたりと、なかなか地球の生物に対する好奇心が旺盛だ。かと思えば、アメリカ陸軍や、FBI、NASAなどに捕らえられもするし、CMに出演したり、キャラクターグッズになって、Tシャツに貼り付けられ、キーホルダーに吊るされたりしている。

TVメディアの影響で、宇宙人、エイリアンといえばグレイのイメージが一般に定着する前、宇宙人、エイリアンといえばタコの形をした火星人がポピュラーだった。 なにゆえに火星人といえば、タコもしくはクラゲといったぶよぶよした頭部に多数の触手のような足(手)を生やした姿になったのか。火星人をタコのようなイメージとして最初に描いたのは、イギリスのSF作家、H・G・ウェルズで、1897年「宇宙戦争」の中だという。


あまりにも広い、私たちの感覚では計り知れない永遠とも思われる宇宙の中に、決して地球外生命体が存在しないと考えることは無理があるだろう。問題は、その生命体がどれほどの知性を持ち、どれほどの技術を持っているかということだ。果たして、地球外生命体すなわちエイリアンは、恒星間を移動する技術をもちえたのだろうか。もしそれほど優秀なエイリアンが存在するならば、もう既に地球を訪れているのだろうか。
地球を訪れているなら、なにゆえにはっきりと姿をあらわさないのだろうか。あらゆる疑問は空想と悪夢に攪拌されて最終的に混乱と不可解に終始してしまう。宇宙人、この夢にあふれると同時にまがまがしい存在。
あなたはどのように考えているだろうか。

もしかしたら突然、アメリカ合衆国大統領が演説の中で異性人の存在を認める……というまるでB級映画のような展開の明日が、いや、そんな馬鹿な。



メニューへ